床音圧レベル簡易測定(2008年)
検査の目的・方法
目的
今回の調査は、遮音性能向上の対応前と対応後の性能比較の為、条件をできる限り同じものとして、最終的な測定調査を行うものである。
方法
測定ポイント(床衝撃源ポイント含)の設定
- 各部屋に、均等位置を5ポイント測定しマーキング)
- 各音源をセットするポイントを測定しマーキング
- 2階3部屋(C・D・E)の斜め3箇所に重量衝撃物落下ポイントを測定しマーキング
2階3部屋(C・D・E)の斜め3箇所に軽量衝撃物落下ポイントを測定しマーキング
※測定ポイントについては、室内の備品の配置状況に応じて調整する。
測定高さ設定
- 騒音計セット時に、三脚が常に135cmの高さになるよう固定(騒音計計測位置)
- 重量衝撃源用タイヤ(5kg)の垂直下端面より床まで77.2cmになる長さの紐をタイヤホール部に固定。(タイヤ落下の際、持ち上げた時、常に77.2cmを保持する。)
- 軽量衝撃用ハンマーの垂直下端面より床まで4cmの高さに設定
重量衝撃物
重量衝撃物は、従来一般に軽自動車用のタイヤ5.20-10-4PR(重量7.3kg)を、空気圧1.5×105Paに調整して、08~1.0mの高さから落下させる方法がとられていたが、現在同種のタイヤは製造されておらず、近似的に現市販のタイヤ12-135R(重量8.5kg)を、空気圧は同じく調整し、比例高さの77.2cm(0.8~1.0mの中間値0.9mの比例値)から自由落下させる方法とした。
検査の様子
